今季限りでの引退を表明したプロ野球日本ハムファイターズの新庄剛志選手を引き留めようという活動が、9月に入り北海道内で活発になってきた。
4日には、JR北海道が道内の主要駅にメッセージボードを設置。札幌駅構内では、夕方にボードが置かれると、直後から通り掛かった市民らが続々と書き込みを始め、紙は「やめないで」「どうして」などのメッセージで埋め尽くされた。
用紙は取り外せるようになっており、埋まり次第、駅員が新しい紙に交換する。旭川や函館など計7駅に約2週間置き、集まったメッセージを新庄選手に渡す予定だ。
このほか、「ファイターズを応援する会」も「ワンモア新庄」を合言葉に、プレー継続を訴える署名運動を展開、8月末の札幌ドームでの3連戦では1万人を超す署名が集まったという。
ただ、新庄選手は周囲に「自分の意志は変わらない。『やめないで』は(つらいので)やめて」と漏らしているという。
名寄の駅長が会長を務める名寄のファイターズ会みたいのが最初に署名活動を始めたように思いますが、先々週くらいから札幌ドーム内でも新庄辞めないでという署名活動が始まりました。私は足繁くドームに通っていますが、一切書く予定はありません。それは上記記事の最後にも書かれているのが理由です。著作権の関係で動画など流せませんが、交流戦直前に行われたエキスタでの公開生放送でも「やめないで」はやめてほしいと言明されてました。本人が思うところあって考えた末に導いた結論なのにその苦労も知らない我々がとやかく言う事じゃないんじゃないかというのが私の考えだからです。
ただ、署名をする人の気持ちも分かります。そして、勝手連的署名は気持ちは伝わるからまだいいんです。
これは違うんじゃないかなと思ったのが記事中にも出てきたファイターズを応援する会による署名活動。ここの会の会長はJR北海道の坂本会長です。そして、JRの駅などで署名活動が行えるようにするそうです。これもまぁ、「やめないではやめて」を抜きにすれば理解できます。今日、会社へ行ってびっくりしました。会社宛にそのファイターズを応援する会に関係した会社から署名用紙が送られてきて社員回覧がされたのです。
気持ちがこもっているならまだしも、こんなビジネスライクに回された署名に何の意味があるんでしょうか。ちょっと根本的に違うと思います。私はもちろん署名しませんでした。でも、もしこの人に会う事があれば、この人は感謝の気持ちも受け付けるそうなので寄せ書きをしたいと思います。